2010/10/10

材料のはなし ‐ 自分仕様に変える


 【before】
 材料屋さんからかった材料。材はオーク。
 木目もはっきり見えません。
 このベースはイケていないかな~??



   そんなことはありません。



 【after】
  木目が活きるように色を塗ってみました。
  一番上のベースのみチェリー、2番目以降すべてオークです。
  色だって、木目だって自由~
 
 

 【補足:材料に手を加えるのは】
   私が手を加えるようになったのは。。。
  うぅ~ん。。。と思う材料が増えてきたから。
  
   気に入るように、手を加えてしまえ~とばかりに始めた作業ですが、
  手を加える時、私は、
  もとの素材よりナチュラルであること
  もとの素材より存在感はあるのに軽々としていること
  もとの素材よりエレガントであること
  などなどをイメージしながら作業を進めます。
  
   うまく表現できませんが・・・
  もとの素材を遥かに凌駕する!
  これが私が材料に手を入れる時の信条です。

  最後にこの自分で手を加える作業をするようになって
 どんな材料が手元に来ても、必ずそれを活かすバスケットを作ることが可能だ
 どんな素材もいい素材~
 と、思えるようになりました(むしろ、割れているなどの材料に巡り合った時、楽しくなります)。

 今、ご自身のもとに来た素材は、縁あってあなたのそばに来たものです。
 一度、この考え方をお試しください。

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